コの字型の平屋のデメリット5選!メリットや価格相場も解説

コの字型の平屋のデメリット5選!メリットや価格相場も解説

コの字型の平屋のデメリット5選!メリットや価格相場も解説

「コの字型の平屋で暮らしたい」
「コの字型の平屋のデメリットを知りたい」

コの字型の平屋のプランニングをする前に、デメリットを理解したい方もいるでしょう。

平屋を建てる際は、構造ごとのメリットとデメリットを把握することが大切です。

今回は、コの字型の平屋のデメリットを5つ厳選して解説します。

メリットや価格相場、後悔しない住まいづくりの注意点も紹介。

最後まで読み進めることで、コの字型の平屋の魅力やプランニングで気をつける点を理解できるでしょう。

コの字型の平屋で快適に暮らすために、参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • コの字型の平屋のメリットとデメリット
  • コの字型の平屋の価格相場
  • コの字型の平屋を建てる際の注意点

コの字型の平屋とは

コの字型の平屋とは、上から見るとコの字の形状をしている平屋です。

コの字型は平屋の間取りの種類の一種で、中庭を作りたい方にも人気があります。

プライバシーの確保や防犯対策に不安を抱える方も多いのが平屋。

コの字型の平屋は住まいの三方が壁で囲まれているので、プライバシー面や防犯面でも安心して暮らせるのが魅力です。

室内のどこからでも中庭へ出入りできるようにすれば、子どもやペットを遊ばせる空間としても使えるでしょう。

以下記事では、コの字型の平屋の間取りを紹介しています。

コの字型の平屋のメリットとデメリット、快適にするポイントも解説しているので、本記事とあわせて参考にしてみてください。

コの字型の平屋のデメリット5選

コの字型の平屋のデメリットは、以下の5つです。

コの字型の平屋を検討している方は、参考にしてみてください。

広い土地が必要になる

コの字型の平屋は、広い土地が必要になります。

コの字型に限らず、平屋は二階建てよりも敷地面積が広くなる傾向があります。

駐車スペースを確保したりガレージを設置したりしたいなら、広めの土地が必要です。

さらに、子どもやペットが走り回れるような中庭を作りたい場合、中庭の広さにあわせて住まいの広さも広くなります。

間取りだけでなく中庭や駐車スペースなども考慮し、平屋の形状を決めましょう。

建築費用が高くなる

コの字型の平屋は、建築費用が高くなる傾向があります。

正方形・I字型・L字型よりも壁の数が多いのが、コの字型の平屋の特徴です。

壁が多い分、材料費や施工費がかかってしまいます。

また、室内のどこからでも中庭へ出入りできるように、大きめの窓を設置することもあるでしょう。

夏の暑さや冬の寒さに影響を受けず快適に過ごせるように、断熱効果の高い窓を採用したい方もいるかもしれません。

断熱効果の高い窓は価格が高くなりやすいので、窓の数だけ費用がかかってしまいます。

新築住宅の予算計画を立て、予算を考慮して平屋の形状を決めるのがポイントです。

生活・家事動線が長くなりやすい

コの字型の平屋は、生活・家事動線が長くなりやすいのが特徴です。

正方形などのシンプルな平屋よりも、中庭を回り込むようなコの字型の平屋は、直線距離が長くなる傾向があります。

コンパクトな動線にするために、家族全員が集まるリビングやダイニングを中心にした間取りにすると良いでしょう。

また、寝室や子ども部屋などを室内の端に配置することで、適度にプライバシーを守りながら暮らせます。

生活や家事のしやすさに影響する動線。

コの字型の平屋を建てる際は、生活や家事のストレスを感じないように、動線を意識して間取りを決めましょう。

家具の配置が難しくなることもある

コの字型の平屋は、家具の配置が難しくなることもあります。

コの字型の平屋は正方形の平屋よりも壁の数が少ないため、配置したい場所に家具を置けないことも。

特に中庭を設ける場合は、注意が必要です。

室内のどこからでも中庭に出入りできるようにするなら、コの字型の内側に多くの窓を配置しなければなりません。

窓の前には物を置けないため、必然的に家具の配置場所が限られることもあります。

家具の配置で後悔しないためにも、間取りのプランニングが重要です。

家具の配置をシミュレーションしながら、理想の間取りを決めましょう。

中庭のメンテナンスが必要になる

コの字型の平屋は、中庭のメンテナンスが必要になります。

コの字型の平屋の魅力の1つは、中庭を有効活用できる点です。

しかし、メンテナンスがされていない中庭の場合は、使いにくさや居心地の悪さを感じることも。

カビやコケを取り除いたり雑草を抜いたりするなど、定期的な中庭のメンテナンスが大切です。

特に、排水設備にゴミが溜まると雨水が流れません。

雨水が溜まった状態だとウッドデッキの劣化が進みやすくなるので、排水設備にゴミを溜めないようにしましょう。

また、中庭に虫が湧きやすい草花を置きたい場合は、虫除け対策も行うと安心です。

コの字型の平屋のメリット7選

コの字型の平屋のメリットは、以下の7つです。

理想の平屋の間取りを決めるために、参考にしてみてください。

開放感を感じやすい

コの字型の平屋は、開放感を感じやすいのが特徴です。

コの字型の内側が中庭に面しているため、窓を多く配置すれば外とのつながりを感じられます。

自然が広がる土地にコの字型の平屋を建てれば、リラックス効果も高まりやすいでしょう。

コンパクトな平屋であっても実際の住まいの空間よりも広く感じられるため、平屋の形状にこだわるのもポイントです。

日当たりや風通しが良くなる

コの字型の平屋は、日当たりや風通しが良くなるのも魅力です。

間取りにこだわらずに平屋を建ててしまうと、日当たりや風通しに課題を感じやすいことも。

コの字型の平屋は、室内のどこからでも中庭に出入りできるように、複数の大きな窓を設置できます。

室内の中央にあるリビングやダイニングが、いつでも明るく心地良い風が通る快適な空間を作れるでしょう。

日当たりや風通しが良いとダニやカビの発生も抑えられるので、家族の健康に配慮した暮らしも実現できます。

家族とのコミュニケーションが取りやすい

コの字型の平屋は、家族とのコミュニケーションが取りやすいのがメリットの1つです。

平屋は一階部分で作られているため、二階建てよりも家族と顔を合わせたり会話をしたりするなど、家族と自然に触れ合えます。

さらに、中庭を設けられるのがコの字型の平屋の魅力です。

室内から中庭にいる家族を見守れるなど、いつでも家族の様子を確認できます。

子どもやペットと一緒に暮らす方も、コミュニケーションのきっかけになるでしょう。

家族とのコミュニケーションを大切にしたい方にも、コの字型の平屋はおすすめです。

プライバシーや防犯面で安心感が増す

コの字型の平屋は、プライバシーや防犯面で安心感が増しやすいのが特徴です。

一階部分のみで構成される平屋は、近隣住民や通行人の視線を感じやすく、プライバシーに不安を感じることも。

不審者が侵入しやすくなるため、防犯面の対策も重要です。

一方でコの字型の平屋なら、中庭を壁で囲んだ構造の住まいを作れます。

周囲からの視線を感じることなく、子どもやペットを遊ばせたり洗濯物を干したりできるでしょう。

また、外部から中庭へアクセスできないようにすれば、防犯対策にもなります。

中庭を有効活用できる

コの字型の平屋は、中庭を有効活用できます。

コの字型の内側に中庭を設ければ、子どもやペットがのびのびと遊べる空間を作れます。

晴れている日は外で遊ぶこともできるので、遊びのバリエーションが増えるでしょう。

また、中庭は外部の視線が届きにくいので、安心して洗濯物を干せます。

家族や親しい友人と一緒に過ごせる場所としても中庭を活用でき、中庭でバーベキューやアウトドアを楽しめるのも魅力です。

おしゃれな外観を作れる

コの字型の平屋は、おしゃれな外観を作れるのも特徴です。

シンプルな外観を作りやすいのが平屋の魅力。

しかし、平屋は個性的な外観を作りにくく、周囲の住宅と見た目が似てしまうことも。

一方、コの字型の平屋は形状に変化を持たせられるため、個性的でおしゃれな外観を作りやすくなります。

たとえば、屋根のかけ方や外壁の素材を変えることで、唯一無二の住まいを完成させられます。

住みやすさだけでなくデザイン面も重視したい方は、コの字型の平屋がおすすめです。

二世帯住宅にも対応しやすい

コの字型の平屋は、二世帯住宅にも対応しやすい住まいの構造です。

二世帯住宅とは、親世帯と子世帯が共同生活を送れる住まいを指します。

高齢の両親を近くで見守れたり、親世帯と子世帯が一緒に子育てに参加できたりと、二世帯住宅にするメリットは数多くあります。

階段がない平屋での暮らしは、高齢の両親にとっても安心できるポイントです。

ただ、平屋の構造上、親世帯と子世帯の適度なプライバシーを確保するのが難しいことも。

一方でコの字型の平屋なら、両世帯が集まるリビングやダイニングを中心とした間取りを作りやすくなります。

二世帯住宅に対応できる平屋を検討している方は、コの字型を選ぶのも良いでしょう。

コの字型の平屋の価格相場

コの字型の平屋の価格相場は、土地の価格・間取り・住宅設備・建築材料のグレードなどによって異なります。

たとえば、どの場所に住まいを建てるかによって、土地の価格は変わります。

地方や郊外を選べば、都市部よりも土地の価格は安くなるのが特徴です。

また、1LDK・2LDK・3LDKなど部屋の数や広さによっても、住まいの価格は変わります。

夫婦のみで暮らす場合は、1LDKや2LDKの平屋の人気が高い傾向があります。

1LDKや2LDKのコの字型の平屋を建てる場合の価格相場は、1,000万円〜1,500万円程度が一般的です。

家族3〜4人で暮らす場合は、3LDKが多く選ばれています。

3LDKのコの字型の平屋を建てる場合の価格相場は、1,500万円〜2,500万円程度が一般的です。

ただし、住宅設備や建築材料のグレードによっても、コの字型の平屋の価格相場は異なります。

新築住宅の予算計画を立てるためにも、事前に施工会社に見積もりを取ると安心です。

以下の記事では、平屋の価格を徹底解説しています。

価格相場やコスト削減のポイントもまとめているので、本記事とあわせてご覧ください。

住み心地が良いコの字型の平屋を建てるコツ

住み心地が良いコの字型の平屋を建てるコツは、以下のとおりです。

コの字型の平屋で快適に暮らすために、ぜひ参考にしてみてください。

動線を意識して間取りを決める

コの字型の平屋を建てるなら、動線を意識して間取りを決めましょう。

コの字型の平屋は直線距離が長くなりやすく、生活動線や家事動線が複雑になりやすいのが特徴です。

動線が長くなると、生活のしにくさによりストレスを感じることも。

また、効率良く家事を進められず、負担を感じることもあるでしょう。

コの字型の平屋を建てる場合は、動線がスムーズになるように間取りを決めるのがポイントです。

たとえば、リビングやダイニングを室内の中心に配置したり、水回りを一箇所にまとめたりするのも良いでしょう。

住宅のプロに相談し、後悔しない間取りを決めるのもおすすめです。

星野建設では、間取りに関するご相談を無料で受け付けております。

コの字型の平屋でお困りごとがありましたら、ぜひ以下よりお気軽にお問い合わせください。

窓の数と配置にこだわる

コの字型の平屋で快適に暮らすために、窓の数と配置にこだわりましょう。

コの字型の平屋は、日当たりや風通しが良く開放感を感じやすいのが魅力です。

しかし、窓の数が少なく採光や風通しがしにくい配置をすると、室内が暗く閉塞感を感じることもあります。

明るく風通しが良い開放的な空間で暮らすために、窓の数と配置を重視しましょう。

断熱性と気密性を高める

コの字型の平屋を建てる際、断熱性と気密性を高めましょう。

中庭に面して大きな窓を設置することも多いコの字型の平屋。

日当たりや風通しが良いのが魅力です。

しかし、断熱性と気密性を高めなければ、夏の暑さや冬の寒さの影響を受けやすくなります。

特に、高性能の窓を選ぶことが重要です。

断熱性や気密性が低いと、窓から室外の熱を室内に取り入れたり、室内の空気が窓を通して室外に逃してしまったりします。

断熱性と気密性が低い住まいで暮らすと、快適に暮らせないことはもちろん、家族の健康面でも不安を感じやすくなるでしょう。

窓や窓枠にカビが発生したり、暑さや寒さによって快適に眠れなくなったりするのも、断熱性と気密性の低い住まいで起こりやすくなります。

コの字型の平屋を建てる際は、断熱性と気密性を高めた住まいづくりをしましょう。

中庭の排水対策をする

コの字型の平屋を建てる場合、中庭の排水対策も重要です。

中庭を作れるのが魅力のコの字型の平屋。

しかし、中庭の排水対策をしなければ、雨水が溜まりウッドデッキを劣化させることもあります。

中庭に日陰ができてしまう場合は、水はけが悪くカビが発生してしまうこともあるでしょう。

中庭には必ず排水設備を設け、排水対策を行いましょう。

また、ウッドデッキの材質を耐久性の高いものにしたり、定期的に清掃をしたりするのも、中庭を長く快適に使い続ける上で大切です。

後悔しないコの字型の平屋を建てるための注意点3選

コの字型の平屋を建てるための注意点は、以下の3つです。

後悔しない住まいづくりをするために、ぜひ参考にしてみてください。

平屋の建築実績が豊富な施工会社を選ぶ

コの字型の平屋を建てる場合、平屋の建築実績が豊富な施工会社を選びましょう。

すべての施工会社が平屋の建築を得意としているわけではありません。

施工会社の中には、平屋の建築実績がなかったり少なかったりすることも。

平屋は、二階建てとは違う視点を持ってプランニングや建築を進める必要があります。

日当たりや風通し・窓の数や位置・間取り・プライバシーや防犯対策など、平屋だからこそ意識しなければならないポイントがあります。

さらに、平屋の形状にあわせたプランニングも重要です。

コの字型の平屋を建てる際は、施工会社のホームページやカタログなどで、建築実績が豊富かどうかを確認してから依頼しましょう。

星野建設では、コの字型の平屋をはじめ数々の平屋を提供してきました。

平屋の建築前に確認したいことなど、ぜひ住宅のプロにお聞かせください。

モデルハウスで実物を確認する

コの字型の平屋を建てる場合、モデルハウスで実物を確認するのもおすすめです。

実際の平屋を見ると、どのような暮らしができるのかをイメージしやすくなります。

また、モデルハウスには住宅のプロがいるため、平屋に関する悩みや相談ができるのも特徴です。

イメージと違う住まいづくりをしないように、プランニング前にモデルハウスを見学するのも良いでしょう。

星野建設では、モデルハウスの来場予約を承っております。

モデルハウスの来場には事前予約が必要ですので、ご希望の方は以下よりお申し込みください。

国や地方公共団体の補助金を活用する

コの字型の平屋を建てるなら、国や地方自治体の補助金を活用しましょう。

国や地方自治体によっては、新築住宅で活用できる補助金があります。

たとえば、新築住宅で活用できる国の補助金には「住宅省エネ2025キャンペーン」があります。

住宅省エネ2025キャンペーンの補助事業の1つが「子育てグリーン住宅支援事業」です。

子育てグリーン住宅支援事業は、新築の注文住宅を購入する子育て世帯や若者世帯を対象とした補助事業です。

補助額は、住宅の種類によって異なります。

それぞれの補助額は、以下のとおりです。

【子育てグリーン住宅支援事業の補助額】
・GX志向型住宅:160万円/戸
・長期優良住宅:80万円/戸
・ZEH水準住宅:40万円/戸

ただし、交付申請期間は遅くとも2025年12月31日までと決まっています。

さらに、予算上限に達すると終了となるので、子育てグリーン住宅支援事業を活用する場合は早めに手続きを進めましょう。

以下記事では、子育てグリーン住宅支援事業に関して解説しています。

具体的な申請方法や対象となる住宅と条件も紹介しているので、参考にしてみてください。

​デメリットを理解してコの字型の平屋を建てましょう!

今回は、コの字型の平屋のデメリットを5つ厳選してご紹介しました。

メリットや価格相場も紹介したので、コの字型の平屋に関して理解が深まったのではないでしょうか。

コの字型の平屋のデメリットを把握せずにプランニングを進めると、住み心地が悪い住まいになることもあります。

本記事で紹介した住み心地が良いコの字型の平屋を建てるコツ、後悔しないコの字型の平屋を建てるための注意点も押さえ、理想の新築住宅を建てましょう。

大正10年の創業以来、星野建設は地元密着・地域貢献で新築住宅・リフォーム・リノベーションを提供してきました。

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