【2024年版】長崎県諫早市のリフォームで活用できる補助金はある?申請方法や注意点も解説
【2024年版】長崎県諫早市のリフォームで活用できる補助金はある?申請方法や注意点も解説
「諫早市で住宅のリフォームをする場合、使える補助金はある?」
長崎県諫早市で、住宅のリフォームを検討している方もいるのではないでしょうか。
豊富な自然環境の中で、安心して子育てができる諫早市。
新生活には何かとお金がかかるため、費用を抑えて新居を建築したいですよね。
今回の記事では、諫早市でリフォームをするときに活用できる補助金の種類を詳しく解説します。
申請方法や注意点も併せて紹介。
この記事を最後まで読むことで、諫早市のリフォームで使える補助金の理解が深まるでしょう。
諫早市で住宅のリフォームを検討している方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 諫早市のリフォームで活用できる補助金の種類
- 補助金の申請方法と注意点
目次
- 1 【諫早市独自】リフォームで活用できる補助金
- 2 【長崎県独自】諫早市のリフォームで活用できる補助金「令和6年度 長崎県親子でスマイル住宅支援事業」
- 3 【国】諫早市のリフォームで活用できる補助金
- 4 諫早市でリフォームの補助金を活用する際の7つの注意点
- 5 【諫早市のリフォーム事例】補助金を活用した3世代リノベーション
- 6 リフォームで使える補助金を活用して諫早市で快適に暮らしましょう!
【諫早市独自】リフォームで活用できる補助金
リフォームで活用できる諫早市独自の補助金は、以下の5つです。
①令和6年度 諫早市3世代同居・近居促進事業
②令和6年度 諫早市住宅性能向上リフレッシュ事業
③令和6年度 諫早市新生活支援補助金
④令和6年度 諫早市小長井地域新生活支援補助金
⑤令和6年度 諫早市空き家バンク利用登録者支援補助金
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
令和6年度 諫早市3世代同居・近居促進事業
「令和6年度 諫早市3世代同居・近居促進事業」について解説します。
「補助事業の概要」「補助対象者」「補助対象住宅」「補助金額」「申請方法」を紹介するので、詳しく見ていきましょう。
補助事業の概要
「令和6年度 諫早市3世代同居・近居促進事業」とは、新たに3世代で同居または近居する際に、新築工事費・改修工事費・住宅取得費の一部を補助する事業です。
子育てや介護ができる住宅、住環境の形成を目的としています。
リフォームで活用する際に該当するのは「改修工事」「住宅取得」の2つです。
詳細は、下の表のとおりです。
【補助内容】
改修工事 | ①間取りの変更 ②台所・浴室・トイレ・洗面所などの改修や増設 ③バリアフリー改修 ④屋根・天井・外壁・床・窓の断熱改修 ⑤浄化槽の設置や入れ替え |
住宅取得 | 中古住宅の取得 |
補助対象者
市税などを滞納していない、かつ以下の条件を満たす人が補助対象者となります。
【補助対象者】
・令和6年度の本事業開始時に、新たに3世代で同居(近居)するために住宅を新築または改修しようとする人
・令和6年度の本事業開始時に、新たに3世代で同居(近居)するために新築住宅または中古住宅を取得しようとする人
本事業で定める「3世代」「子育て世帯」「子育て希望世帯」「同居」「近居」「中古住宅」は、以下のとおりです。
3世代(①②いずれかを満たす) | ・子育て世帯の親世代を含む3つ以上の世代 ・子育て希望世帯の夫婦の世代を含む2つ以上の世代 |
子育て世帯 | 小学生以下の子どもがいる世帯(※妊娠中の方のいる世帯も該当) |
子育て希望世帯(①②両方を満たす) | ・子どもがいない夫婦 ・申請時に夫婦の合計年齢が80歳以下の出産を希望する世帯 |
同居 | 諫早市内で同一住宅に居住する(※同一敷地内にある離れに居住するのも該当) |
近居 | 諫早市内で親世代の住宅からおおむね半径2km以内に居住する |
中古住宅(①②両方を満たす) | 新築住宅以外の住宅で、補助を受ける者および3親等以内の者の所有ではない住宅 (※新築住宅:建設工事の完了の日から起算して1年を経過したものを除き新たに建設された住宅で、まだ人の居住の用に供したことのないもの) |
補助対象住宅
補助対象住宅は、以下のとおりです。
【補助対象住宅】
・一戸建て住宅(併用住宅の場合は、住宅用に使われる部分に限る)
・共同住宅等(分譲マンションなどで、人の居住に使われる専有部分に限る)
補助金額
補助金額は、補助対象経費の1/5以内で住宅1件あたり40万円が限度となっています。
補助対象経費は、以下のとおりです。
【補助対象経費】
・新たに3世代で同居または近居するための新築工事または改修工事で必要となる経費(※改修工事の場合は、諫早市内に本店を持つ法人または諫早市内に住所がある個人事業者が行う工事のみ)
・新たに3世代で同居または近居するための新築住宅または中古住宅の取得で必要となる経費
ただし、補助金の交付は、同一住宅・同一人で1度だけです。
同一住宅に対して追加でリフォームを行う場合は「対象外」となるので、注意しましょう。
申請方法
諫早市の公式ホームページから、申請書などの必要書類をダウンロードします。
当初申請の際に必要な書類は「交付申請書」「計画書兼補助金算定書」「改修工事費内訳書」の3つです。
以下リンクより、申請書をダウンロードできます。
【参考】
諫早市|令和6年度 諫早市3世代同居・近居促進事業「申請書等のダウンロード」
ただし、本補助金の交付決定前に工事請負契約を行うと、補助対象となりません。
補助金の交付決定後に、改修工事の工事請負契約を行いましょう。
申請受付期間は、令和6年4月1日〜12月20日までです。
予算額に到達した場合は、受付申請期間でも終了となります。
補助金を活用する場合は、早めに申請手続きを進めることが大切です。
また、本補助事業について疑問点がある場合は、諫早市建築住宅課に問い合わせができます。
詳細を知りたい方は、メールで問い合わせをしましょう。
【参考】
令和6年度 諫早市住宅性能向上リフレッシュ事業
「令和6年度 諫早市住宅性能向上リフレッシュ事業」について解説します。
「補助事業の概要」「補助対象者」「補助対象住宅」「補助金額」「申請方法」を紹介するので、詳しく見ていきましょう。
補助事業の概要
「令和6年度 諫早市住宅性能向上リフレッシュ事業」とは、バリアフリーや安全対策を伴う住宅のリフォームに対して費用の一部が補助されるものです。
現在居住している住み慣れた住宅の性能や機能を向上させることで、諫早市民が安全・安心に生活できることを目的としています。
補助対象者
補助対象者は、諫早市内に住宅を所有し、その住宅に居住(住民登録)している方です。
ただし、市税等を滞納していないことが条件となっています。
補助対象住宅
補助対象住宅は、以下のとおりです。
【補助対象住宅】
・一戸建て住宅(併用住宅の場合は、住宅部分の延べ面積が2分の1以上のものに限る)
・マンションなどの共同住宅(人の居住用に使われる専有部分に限る)
ただし、いずれも平成25年度以降に本事業の補助金の交付を受けていないことが条件となっています。
補助金額
補助金額は、補助対象の工事費が50万円以上となる工事に対して、一律10万円です。
ただし、以下の5つをすべて満たす必要があります。
【補助対象となる工事】
①住宅性能の向上を伴う改修
②補助対象の工事費の合計が50万円以上
③諫早市内に本店がある法人または市内に住所がある個人事業者が施工する工事
④他の制度の補助金交付を受けない工事
⑤事前着工していない工事
また、以下の工事に該当する場合は、補助金が加算されます。
【加算補助】
汲取便所を水洗便所に改修し、下水道へ接続する工事 | 3万円補助 |
浄化槽を廃止し、下水道へ接続する工事 | 2万円補助 |
宅配ボックスを設置する工事 | 1万円補助(※容易に動かすことができないように、宅配ボックスをアンカーなどで固定する) |
さらに、令和3年度からは、リフォーム工事とともに宅配ボックスを設置する工事を行うと、1万円が加算されます。
申請方法
諫早市の公式ホームページから申請書やマニュアルなどをダウンロードし、必要書類に記載します。
当初申請で必要となる書類は「交付申請書」「申請書」「チェックリスト」「委任状」です。
書類をまとめたら、諫早市建築住宅課の窓口に提出しましょう。
以下リンクより、申請書やマニュアルをダウンロードできます。
【参考】
諫早市|令和6年度 諫早市住宅性能向上リフレッシュ事業「申請書等のダウンロード」
申請受付期間は、令和6年4月1日〜12月20日までです。
本補助事業について疑問点がある場合は、諫早市建築住宅課に問い合わせができます。
詳細を知りたい方は、メールで問い合わせをしましょう。
【参考】
令和6年度 諫早市新生活支援補助金
「令和6年度 諫早市新生活支援補助金」について解説します。
「補助事業の概要」「補助対象者」「補助対象住宅」「補助金額」「申請方法」を紹介するので、詳しく見ていきましょう。
補助事業の概要
「令和6年度 諫早市新生活支援補助金」とは、諫早市の指定地域(大草・伊木力・飯盛西小学校区)で新たに生活を始める世帯を支援するものです。
ただし、飯盛西小学校区は令和7年度から補助対象外となる見込みです。
飯盛西小学校区で住宅のリフォームをする際は、申請期間に注意しましょう。
補助対象者
補助対象者は、以下の世帯です。
【補助対象者】
夫婦世帯(※①②両方を満たす) | ①夫婦の合計年齢が80歳以下 ②夫婦または一方が指定地域外に居住しており、新たに指定地域で生活を始める |
子育て世帯(※①②両方を満たす) | ①小学生以下の子どもがいる ②父母または一方が指定地域外に居住しており、新たに指定地域で生活を始める |
ただし、いずれも指定地域へ5年以上継続して居住する必要があります。
5年以内に居住地が変わる可能性がある場合は、十分に検討してから本事業を活用しましょう。
補助対象住宅
諫早市の公式ホームページには、リフォームを行う住宅の制限について記載がありません。
ただし、対象者要件や必要書類の確認のため、補助金申請前に必ず諫早市へ事前相談をしましょう。
問い合わせ先は、諫早市移住定住推進課です。
メールで問い合わせができるので、本事業について問い合わせをしてみましょう。
【参考】
補助金額
夫婦世帯か子育て世帯かによって、補助金額が異なります。
補助金上限額は、以下のとおりです。
【補助金上限額】
・夫婦世帯:50万円(夫婦または一方が市外からの転入する場合:100万円)
・子育て世帯:75万円(夫婦または一方が市外からの転入する場合:150万円)
夫婦両者が指定地域内に居住している新婚世帯の場合は、夫婦世帯・子育て世帯ともに補助上限額は50万円です。
夫婦世帯のうち、夫婦両者の婚姻日での年齢が29歳以下、かつ世帯の所得が500万円未満の新婚世帯は、補助限度額が60万円(市外からの転入の場合は120万円)となります。
対象経費は、以下の5つです。
【対象経費】
①住宅取得費用
②住宅賃貸費用(家賃・敷金・礼金・共益費・仲介手数料)
③改修費
④増築費
⑤引越費用
ただし、令和6年4月1日以降に支払った経費のみ対象となる点に注意しましょう。
申請方法
本事業を申請する際は、必要書類を添えて諫早市移住定住推進課へ提出しましょう。
必要書類は、諫早市の公式ホームページからダウンロードできます。
提出する書類例は、以下のとおりです。
【提出書類】
共通 | ・諫早市新生活支援補助金交付申請書 ・住居費などの領収書のコピー ・戸籍謄本 ・世帯全員の住民票の写し ・夫婦双方の市税などの完納証明書 |
住宅改修・増築の場合 | ・住宅の改修・増築に係る見積書または工事請負契約書等の写し |
申請期限は、令和7年3月31日までです。
ただし、国などの補助金をすでに申請している場合は、補助対象外となることも。
本事業の補助金申請を考えている方は、申請前に必ず諫早市移住定住推進課へ相談が必要です。
以下リンクよりメールで相談ができるので、対象者要件や必要書類の確認をしましょう。
【参考】
諫早市|令和6年度 諫早市新生活支援補助金「お問い合わせ」
令和6年度 諫早市小長井地域新生活支援補助金
「令和6年度 諫早市小長井地域新生活支援補助金」について解説します。
「補助事業の概要」「補助対象者」「補助対象住宅」「補助金額」「申請方法」を紹介するので、詳しく見ていきましょう。
補助事業の概要
「令和6年度 諫早市小長井地域新生活支援補助金」は、諫早市小長井地域(小長井町の全域)で新たに生活を始める世帯に対する支援です。
本事業は、人口減少対策の強化と地域活性化の促進を目的としています。
補助対象者
補助対象者は、以下のとおりです。
【補助対象者】
夫婦世帯 | 夫婦の合計年齢が80歳以下で夫婦または一方が小長井地域外に居住しており、新たに小長井地域で生活を始める世帯 |
子育て世帯 | 高校生以下の子どもがいる世帯で、父母または一方が小長井地域外に居住しており、新たに小長井地域で生活を始める世帯 |
その他の世帯 | 夫婦世帯・子育て世帯以外の世帯で、小長井地域外に居住しており、新たに小長井地域で生活を始める世帯 |
ただし、いずれの場合も5年以上継続して小長井地域に居住する必要があります。
補助対象住宅
本事業の公式ホームページには、補助対象住宅についての記載がありません。
ただし、対象経費は以下のとおり定められています。
【対象経費】
・住宅取得費用
・住宅賃貸費用(家賃・敷金・礼金・共益費・仲介手数料)
・改修費
・増築費
・引越費用
このように、リフォーム工事は経費対象となります。
対象費用の詳細は、諫早市移住定住推進課へ問い合わせをすると安心です。
補助金額
補助金額は、以下のとおりです。
【補助金額】
夫婦世帯 | 75万円(夫婦または一方が市外から転入する場合は150万円) |
子育て世帯 | 100万円(夫婦または一方が市外から転入する場合は200万円) |
その他の世帯 | 10万円(市外から転入する場合は20万円) |
ただし、夫婦(父母)の両者が小長井地域内に居住している新婚世帯の場合は、夫婦世帯・子育て世帯ともに50万円が支給されます。
また、夫婦世帯のうち夫婦両者の婚姻日の年齢が29歳以下、かつ世帯の所得が500万円未満の新婚世帯は、補助限度額は60万円となります。
申請方法
補助金の申請をする際は、必要書類を準備し諫早市移住定住推進課に提出しましょう。
申請受付期間は、令和7年3月31日までです。
ただし、国や県の補助金をすでに申請している場合は、補助対象外となる可能性があります。
対象者要件や必要書類の確認のために、申請前に諫早市移住定住推進課の事前相談を利用しましょう。
以下リンクより、メールで相談ができます。
【参考】
令和6年度 諫早市空き家バンク利用登録者支援補助金
「令和6年度 諫早市空き家バンク利用登録者支援補助金」について解説します。
「補助事業の概要」「補助対象者」「補助対象住宅」「補助金額」「申請方法」を紹介するので、詳しく見ていきましょう。
補助事業の概要
「令和6年度 諫早市空き家バンク利用登録者支援補助金」は、諫早市の「空き家バンク」に登録された物件を「購入し改修」または「賃借」された人を支援する補助金です。
補助対象者
補助対象者は、以下のとおりです。
【補助対象者】
・空き家の購入かつ改修を行い、居住または利用を開始する方
・空き家を賃借して居住または利用を開始する方
ただし、以下の条件を満たす必要があります。
【補助金の交付条件】
・市県民税等および国民健康保険料を滞納していない
・空き家の所有者の3親等以内の親族ではない
・空き家を購入または賃借後に自ら利用する
補助対象住宅
補助対象住宅は、諫早市の「空き家バンク」に登録された物件です。
補助金額
補助金額は、以下のとおりです。
【補助金額】
一般地域 | 改修:空き家の改修費(補助率1/2以内、上限額100万円) 賃貸:空き家の賃貸料(最大12ヶ月分)(補助率1/3以内、上限額1万円/月) |
指定地域(大草・伊木力・飯盛西小学校区域) | 改修:空き家の改修費補助率1/2以内、上限額200万円) 賃貸:空き家の賃貸料(最大12ヶ月分)(補助率1/3以内、上限額2万円/月) |
小長井地域 | 改修:空き家の改修費(補助率2/3以内、上限額250万円) 賃貸:空き家の賃貸料(最大12ヶ月分)(補助率1/2以内、上限額2万5千円/月) |
ただし、補助対象となる経費は、以下のとおりです。
【補助対象となる経費】
・空き家の改修費(清掃費・家具等の処分・購入経費を除く)
・空き家の賃借料(物件に附随する駐車場を含む)
申請方法
申請書類を準備し、諫早市移住定住推進課に提出しましょう。
ただし、交付申請以前に改修工事を行うと補助対象となりません。
改修の着手前までに、交付申請書を提出することが大切です。
申請受付期間は、以下のとおり改修費補助と家賃補助のそれぞれで異なります。
【申請受付期間】
改修費補助 | 物件の売買契約締結日から起算して1年以内、かつ改修の着手前まで |
家賃補助 | 最初にその月分の家賃月額の全額を支払った月末日まで |
以下リンクよりメールで相談ができるので、対象者要件や必要書類の確認をしましょう。
【参考】
さまざまな補助金があることを理解できても、自分たちだけで申請などの手続きができるのか不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
星野建設では、お客さまが納得して補助金を活用できるように、無料相談を受け付けております。
補助金に関する疑問点にお答えしているので、ぜひ無料相談をご利用ください。
【長崎県独自】諫早市のリフォームで活用できる補助金「令和6年度 長崎県親子でスマイル住宅支援事業」
リフォームで活用できる長崎県独自の補助金「令和6年度 長崎県親子でスマイル住宅支援事業」を解説します。
「補助事業の概要」「補助対象者」「補助対象住宅」「補助金額」「申請方法」を紹介するので、詳しく見ていきましょう。
補助事業の概要
「令和6年度 長崎県親子でスマイル住宅支援事業」とは、多子世帯や新たに職住近接または育住近接をするための中古住宅の取得や住宅の改修を支援する事業です。
安心して子どもを産み育てられる住環境整備を支援し、出生率の向上や子育て環境の充実をさせることを目的としています。
補助対象者
補助対象者は、以下のとおりです。
【補助対象者】
・多子世帯で中古住宅を取得または取得時にリフォームを行う者
・新たに職住近接・育住近接をするために中古住宅を取得またはリフォームを行う者
補助対象住宅
リフォーム工事の場合の補助対象住宅は、長崎県内に本社がある法人または長崎県内に住所がある個人が施工するものに限られています。
ただし、以下のとおり対象となる工事が決められています。
【補助対象工事】
・間取りの変更等
・台所・浴室・トイレ・洗面所等の改修・増設
・バリアフリー改修
・屋根・天井・外壁・床・窓の断熱改修
・浄化槽の設置・入れ替え
補助金額
補助金額は、以下のとおりです。
【補助金額】
多子世帯 | ・中古住宅を取得 ・取得時のリフォーム工事 |
職住近接 育住近接(3世代同居・近居を含む) | ・中古住宅を取得 ・リフォーム工事 |
補助額は、対象経費の合計に対して補助率1/5(上限40万円)です。
ただし、交付決定前にリフォーム工事の契約や工事着手を行うと、補助対象外になります。
リフォーム工事の契約と工事着手前に、諫早市建築住宅課に相談しましょう。
申請方法
本事業の補助金を申請する場合は、補助を受けようとする住宅がある市町担当課が窓口となります。
諫早市は、建築住宅課が窓口です。
諫早市建築住宅課の窓口にて、申し込み手続きを行いましょう。
【国】諫早市のリフォームで活用できる補助金
リフォームで活用できる国の補助金は、以下の4つです。
①住宅省エネ2024キャンペーン「子育てエコホーム支援事業」
②住宅省エネ2024キャンペーン「先進的窓リノベ2024事業」
③住宅省エネ2024キャンペーン「給湯省エネ2024事業」
④長期優良住宅化リフォーム推進事業
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
住宅省エネ2024キャンペーン「子育てエコホーム支援事業」
住宅省エネ2024キャンペーン「子育てエコホーム支援事業」について解説します。
「補助事業の概要」「補助対象者」「補助対象住宅」「補助金額」「申請方法」を紹介するので、詳しく見ていきましょう。
補助事業の概要
住宅省エネ2024キャンペーン「子育てエコホーム支援事業」とは、子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に、省エネ性の高い新築住宅の取得や住宅の省エネ改修などを支援する補助事業です。
子育て世帯と若者夫婦世帯の省エネ投資を支えるとともに、2050年のカーボンニュートラルの実現を目的としています。
補助対象者
補助対象者となるのは、以下のとおりです。
【補助対象者】
・注文住宅の新築:建築主
・新築分譲住宅の購入:購入者
・リフォーム:工事発注者
「注文住宅の新築」「新築分譲住宅の購入」の場合は、子育て世帯または若者夫婦世帯に限られていますが、リフォームの場合は限定されていません。
補助対象住宅
補助対象住宅は「注文住宅の新築」「新築分譲住宅の購入」「リフォーム」です。
住宅のリフォームをする場合も対象となります。
補助金額
補助金額は「注文住宅の新築・新築分譲住宅の購入」「リフォーム」でそれぞれ異なります。
リフォームの場合は、工事内容や世帯によって補助金額が変わります。
以下に解説するので、詳しく見ていきましょう。
【リフォーム工事内容に応じて定める額】
子育て世帯または若者夫婦世帯 | 上限30万円/戸(既存住宅の購入を伴う場合は、上限60万円/戸) |
その他の世帯 | 上限20万円/戸 |
さらに、長期優良リフォームを行う場合は、以下のとおりとなります。
【長期優良リフォームを行う場合】
子育て世帯または若者夫婦世帯 | 上限45万円/戸 |
その他の世帯 | 上限30万円/戸 |
申請方法
補助金の交付申請期間は、2024年4月2日〜2024年12月31日までです。
交付申請期間中でも、予算上限に達すると終了となります。
本事業を活用する場合は、早めに申請手続きを行いましょう。
ただし、登録事業者が補助金申請の手続きを行います。
一般消費者は、補助金申請の手続きを直接行えないので注意しましょう。
登録事業者とは、本事業に参加する際に登録を完了させた事業者のことです。
本事業の対象となっても、リフォームを依頼する業者が登録事業者ではない場合は、補助金申請ができません。
代表的な登録事業者は、ハウスメーカー・工務店・リフォーム業者などですが、補助金申請に慣れている業者に依頼すると安心です。
住宅省エネ2024キャンペーン「子育てエコホーム支援事業」の公式ホームページでは、予算に対する補助金申請額の割合を確認できます。
本事業の活用を検討している方は、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてください。
【参考】
住宅省エネ2024キャンペーン「先進的窓リノベ2024事業」
住宅省エネ2024キャンペーン「先進的窓リノベ2024事業」について解説します。
「補助事業の概要」「補助対象者」「補助対象住宅」「補助金額」「申請方法」を紹介するので、詳しく見ていきましょう。
補助事業の概要
「住宅省エネ2024キャンペーン「先進的窓リノベ2024事業」は、断熱窓への改修と既存住宅の省エネ化を促進する事業です。
補助対象者
補助対象となるのは、開口部(窓)の断熱改修(リフォーム)を行う工事発注者です。
補助対象住宅
補助対象住宅は、人が居住するために使用される家屋です。
不動産登記や固定資産の課税で住宅以外の用途に分類されるもの、店舗や施設など住宅以外の用途に使用されているものは、補助対象外となります。
補助金額
補助金額は、一戸あたり5万円〜200万円までです。
上限は200万円となっています。
ただし、補助対象工事は、以下のとおり定められているため注意しましょう。
【補助対象工事】
・ガラス交換
・内窓設置
・外窓交換
・ドア交換
申請方法
申請受付対象期間は、2024年3月29日~12月31日までです。
ただし、一般消費者が直接申請ができず、申請手続きは窓リノベ事業者が行います。
リフォームを依頼する業者が窓リノベ事業者ではない場合は、本事業を活用できないため注意しましょう。
本事業の活用を検討している場合は、リフォームの施工実績とあわせて補助金申請の経験があるかもチェックしましょう。
住宅省エネ2024キャンペーン「先進的窓リノベ2024事業」の公式ホームページでは、予算に対する補助金申請額の割合を確認できます。
本事業の活用を検討している方は、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてください。
【参考】
住宅省エネ2024キャンペーン「先進的窓リノベ2024事業」
住宅省エネ2024キャンペーン「給湯省エネ2024事業」
住宅省エネ2024キャンペーン「給湯省エネ2024事業」について解説します。
「補助事業の概要」「補助対象者」「補助対象住宅」「補助金額」「申請方法」を紹介するので、詳しく見ていきましょう。
補助事業の概要
住宅省エネ2024キャンペーン「給湯省エネ2024事業」とは、高効率給湯器の導入支援を行うものです。
経済産業省資源エネルギー庁から発表された「2030年度におけるエネルギー需要の見通し」では、2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%に削減することを目指しています。
本事業では、上記の達成を目的としています。
【参考】
経済産業省資源エネルギー庁|2030年度におけるエネルギー需給の見通し(関連資料)(令和3年10月)
補助対象者
補助対象者となるのは、以下のとおりです。
【補助対象者】
購入・工事 | ・新築注文住宅:住宅の建築主 ・新築分譲住宅:住宅の購入者 ・既存住宅(リフォーム):工事発注者 ・既存住宅(購入):住宅の購入者 |
リース利用 | ・新築注文住宅:給湯器の借主 ・新築分譲住宅:給湯器の借主 ・既存住宅(リフォーム):給湯器の借主 |
住宅のリフォームの場合をまとめると、以下のとおりです。
【既存住宅(リフォーム)の場合】
・購入・工事:工事発注者
・リース利用:給湯器の借主
補助対象住宅
補助対象住宅は、戸建住宅・共同住宅などに関係なく対象となります。
住宅のリフォーム時に高効率給湯器を設置すれば、補助金の申請を行えます。
補助金額
補助金額は「基本額」「性能加算額」「撤去加算額」の3つです。
それぞれの項目を満たすと、合計金額が補助金額として交付されます。
「基本額」「性能加算額」「撤去加算額」の補助金額を詳しく見ていきましょう。
【基本額】
ヒートポンプ給湯機(エコキュート) | 8万円/台 |
電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機) | 10万円/台 |
家庭用燃料電池(エネファーム) | 18万円/台 |
ただし、補助上限があります。
戸建住宅の場合はいずれか2台まで、共同住宅等はいずれか1台までです。
【性能加算額】
高効率給湯器の種類 | いずれか | 両方 |
ヒートポンプ給湯機(エコキュート) | A:2万円/台 B:4万円/台 | 5万円/台 |
電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機) | A:3万円/台 B:3万円/台 | 5万円/台 |
家庭用燃料電池(エネファーム) | C:2万円/台 | C:2万円/台 |
【撤去加算額】
電気蓄熱暖房機の撤去 | 10万円/台(2台まで) |
電気温水器の撤去 | 5万円/台(「基本額」で補助を受ける台数まで) |
申請方法
補助金の交付申請期間は、2024年3月29日〜2024年12月31日までです。
ただし、交付申請期間でも予算上限に達すると終了となります。
本事業を活用する場合は、早めに申請手続きを行いましょう。
また、一般消費者は補助金申請の手続きを直接行えません。
補助金申請の手続きを行うのは、ハウスメーカー・工務店・リフォーム業者・設備メーカーなどの登録事業者です。
登録事業者とは、本事業に参加する際に登録を完了させた事業者のことです。
住宅のリフォームを登録事業者以外に依頼すると、たとえ本事業の補助対象でも申請ができません。
本事業の活用を検討している場合は、リフォームの施工実績とあわせて補助金申請の経験があるかもチェックしましょう。
住宅省エネ2024キャンペーン「給湯省エネ2024事業」の公式ホームページでは、予算に対する補助金申請額の割合を確認できます。
本事業の活用を検討している方は、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてください。
【参考】
住宅省エネ2024キャンペーンの「子育てエコホーム支援事業」「先進的窓リノベ2024事業」「給湯省エネ2024事業」を確認できるのが、以下の公式ホームページです。
リフォームで活用する補助金を検討する際は、あわせて確認してみてください。
【参考】
長期優良住宅化リフォーム推進事業
「長期優良住宅化リフォーム推進事業」について解説します。
「補助事業の概要」「補助を受ける条件」「補助金額」「申請方法」を紹介するので、詳しく見ていきましょう。
補助事業の概要
「長期優良住宅化リフォーム推進事業」とは、性能向上のためのリフォームや複数世帯の同居に対応するためのリフォームなど、リフォーム費用の一部を支援するものです。
子育てしやすい環境や防災性、レジリエンス性を向上することを目的としています。
補助を受ける条件
本事業を活用するためには「長期優良住宅化リフォーム推進事業」で定められている4つの要件をすべて満たす必要があります。
4つの要件は「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の公式ホームページで確認できます。
詳しくは、以下リンクからチェックしてみてください。
【参考】
補助金額
補助金額は、以下のとおりです。
【補助金額】
・評価基準型:1住戸につき80万円
・認定長期優良住宅型:1住戸につき160万円
「三世代同居対応の改修工事」「若者・子育て世帯による改修工事」「既存住宅を購入して行う改修工事」は、50万円を上限に加算されます。
ただし、1申請あたりの補助金額が10万円(補助対象工事費が30万円)以下は、補助対象外となるので注意しましょう。
申請方法
申請受付期間は、令和6年5月13日~令和6年12月23日までです。
ただし、一般消費者が直接手続きをすることはできません。
本事業の申請手続きは登録事業者が行います。
しかし、登録事業者ではない場合は、本事業を活用できないので注意しましょう。
「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の公式ホームページにて、Q&Aを確認できます。
本事業の活用を検討している方は、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてください。
【参考】
諫早市でリフォームの補助金を活用する際の7つの注意点
諫早市でリフォームの補助金を活用する際、注意すべき点は以下の7つです。
スムーズに補助金の手続きを進めるために、ぜひ参考にしてみてください。
リフォーム内容が補助金の支給対象となるかを確認する
すべてのリフォーム工事が補助金対象になるとは限りません。
リフォーム内容を把握した上で、支給対象の補助金の申請を行いましょう。
補助金の登録事業者が補助金申請を行う場合は安心ですが、ご自身で手続きをする場合は注意が必要です。
補助金の申請期限後は適用されない
補助金の申請受付期間が設けられているため、申請期限を過ぎると手続きができません。
補助対象となっている場合でも、申請期限内に手続きを行わなければ補助金が交付されないため、十分に注意しましょう。
また、補助金ごとに申請受付期間が異なります。
活用する補助金の申請受付期間を確認し、余裕を持って手続きを進めることが大切です。
予算上限に達すると補助金は支給されない
いずれの補助金にも、予算上限があります。
予算に達した場合は申請受付期間中でも終了となるため、リフォームで活用する補助金が決定したら早めに書類の準備を行うことが重要です。
書類にミスや不備があると手戻りが生じるため、書類作成時は確認をしながら進めましょう。
補助金を申請するタイミングを確認する
補助金を申請する際は、必ずタイミングを確認しましょう。
住宅のリフォームで補助金を活用する場合、申請受付期間中に申請手続きを行わなければなりません。
ただし、補助金の交付が決定する前にリフォームの工事請負契約を行うと、補助対象となりません。
補助金を活用する場合は、交付決定後に改修工事の工事請負契約を行うことが大切です。
補助金を申請する際に必要な書類は早めに準備する
補助金の交付申請を行うためには、必要書類を提出する必要があります。
補助金によって準備する書類が異なるため、どのような書類が必要かを明確にすることが重要です。
また、証明書などの提出を求められることもあります。
取り寄せに時間がかかることもあるので、証明書などが必要な場合は早めに取り寄せましょう。
補助金の併用ができない場合もある
諫早市で住宅のリフォームをする際に活用できる補助金は、併用できないこともあります。
すでに申請済みの補助金がある場合は、ほかの補助金を使えないこともあるため注意しましょう。
星野建設では、補助金に関する相談を承っております。
お客さまにとって最適な補助金は何かをアドバイスさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
補助金申請の経験がある業者に依頼する
補助金によっては、登録事業者以外は申請手続きを行えない場合があります。
登録事業者が補助金申請を行うため、書類作成などの負担が軽減するのがメリット。
しかし、補助金申請に慣れていない業者の場合は、手続きに時間がかかる可能性もあります。
さらに、申請書類にミスや不備があると、補助金が交付されないこともあります。
補助金を活用してリフォームを行いたい場合は、リフォームの施工実績とあわせて補助金の経験が豊富かどうかも確認しましょう。
【諫早市のリフォーム事例】補助金を活用した3世代リノベーション
こちらは、諫早市T様邸です。
3世帯リノベーションを行った築45年の娘さんのご実家。
「こどもエコ住まい支援事業(※2023年9月28日に終了)」「先進的窓リノベ事業」の補助金を活用して、断熱性能を向上させた省エネ住宅が完成しました。
3世帯の繋がりを大事にした住まいに。
「住み心地も最高」とお喜びいただけています。
リフォームで使える補助金を活用して諫早市で快適に暮らしましょう!
今回は、長崎県諫早市のリフォームで活用できる補助金を解説しました。
諫早市や長崎県独自の補助金、国の補助金など、補助金にはさまざまな種類があります。
補助金を活用することで、リフォーム費用の負担を軽減できるのが魅力。
諫早市の住宅をリフォームする際は、適切な補助金を活用しましょう。
大正10年の創業以来、星野建設は地元密着・地域貢献で新築住宅・リフォーム・リノベーションを提供してきました。
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